口を開けるときの痛みやこわばり。その背景に、あごと連動して働く、首の筋肉の緊張があることがあります。

口を開けると、あごが痛い。大きく開けにくい。こうした顎関節症の症状に、悩む方は少なくありません。歯科や口腔外科で診てもらうのが基本ですが、なかなかすっきりしない、という方もいます。今日は、この顎の不調を、少し違う角度から、首の筋肉との関係で、考えてみます。

顎関節症には、いくつかのタイプがあります

はじめに、大切なことをお伝えします。顎関節症には、いくつかのタイプがあります。あごを動かす筋肉の問題、関節の靭帯の問題、関節の中のクッション(関節円板)のずれ、骨の問題など、原因はさまざまです。カクカクという音や、関節がロックして開かないものは、関節の中の構造が関わることが多く、これは歯科・口腔外科で診てもらうべきものです。

今日お話しするのは、このうち、筋肉が関わるタイプです。あごを動かす筋肉のこわばりによる、痛みや、開けにくさ。ここには、首の筋肉が、深く関わっていることがあります。

あごを動かすのは、あごだけの筋肉ではない

口を開け閉めするとき、動いているのは、あごだけだと思われがちです。でも、実際は、違います。

あごを動かすとき、私たちは、頭がぐらつかないように、無意識に、首の筋肉を使って、頭を安定させています。特に、首の前を通る胸鎖乳突筋という筋肉は、あごの運動と、深く連動しています。つまり、あごを動かすたびに、首の筋肉も、一緒に働いているのです。

首のこりが、あごの動きに影響する

だから、首の筋肉が、こり固まっていると、どうなるか。あごの動きにも、影響が及びます。首の緊張が、あごを動かす筋肉(咀嚼筋)の緊張や、左右のバランスの崩れを生み、その状態で、噛む、開ける、話すを繰り返すうちに、あごに負担がかかり、痛みや、開けにくさにつながっていく。こうした流れが、考えられます。

猫背や、頭が前に出た姿勢も関わる

首の筋肉が緊張する背景には、姿勢も関わっています。猫背や、頭が前に突き出た姿勢を、長時間続けていると、首の筋肉は、頭を支えるために、過剰に緊張します。デスクワークやスマホで、こうした姿勢が続く人は、知らないうちに、首を通じて、あごにも負担をかけているのかもしれません。

あごだけでなく、首からアプローチする

ここまでの話から、見えてくることがあります。あごの痛みだからといって、あごだけを見ていても、なかなか解決しないことがある、ということです。

筋肉が関わるタイプの顎関節症であれば、あごを動かす筋肉だけでなく、それと連動する首の筋肉の緊張をゆるめることが、負担を軽くする助けになると考えられます。実際に、首やあご周りの筋肉をゆるめることで、あごの痛みや、開けにくさが、楽になる方は、少なくありません。

ただし、これは筋肉が関わるタイプの話です。カクカクという音や、急に口が開かなくなった、強い痛みがある、といった場合は、関節の中の問題も考えられますので、まず歯科・口腔外科を受診してください。

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Re-Aneでの考え方

Re-Aneでは、顎の不調を、あごだけで見ることはしません。あごを動かす筋肉、それと連動する首の筋肉、そして姿勢まで含めて確認し、どこの緊張が、あごに負担をかけているのかを、見極めていきます。

鍼灸整体院 Re-Aneは、目黒駅から徒歩4分、品川区上大崎にあります。慢性的な痛みや不調に対して、痛む場所だけでなく、神経・筋肉・関節・呼吸・姿勢・歩行まで確認しながら施術しています。

公式HP:https://shinkyu-seitai-reane.com
LINE予約・相談:http://page.line.me/658imskf?openQrModal=true
お客様の声:https://shinkyu-seitai-reane.com/voice

よくあるご質問

Q. 顎関節症は、首を施術して楽になるのですか?

A. 筋肉が関わるタイプであれば、あごを動かす筋肉と連動する首の筋肉の緊張をゆるめることで、痛みや開けにくさが楽になることがあります。ただし、関節円板のずれによる音やロックは、関節の中の問題で、まず歯科・口腔外科での対応が必要です。

Q. なぜ、あごの症状なのに、首が関わるのですか?

A.あごを動かすとき、頭を安定させるために、首の筋肉も一緒に働いています。特に胸鎖乳突筋は、あごの運動と深く連動しています。そのため、首の筋肉のこりが、あごを動かす筋肉の緊張につながることがあるのです。

Q. どんな顎関節症でも、首で改善しますか?

A.いいえ。顎関節症にはタイプがあり、首が関わるのは筋肉が原因のタイプです。カクカクという音や、急な開口障害、強い痛みは、関節の中の問題の可能性があるため、まず歯科・口腔外科を受診してください。


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